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IR情報を頼りに株式投資 ~Fair Discloser Please!!~

適時開示情報を含むIR情報から企業の利益成長や配当の持続可能性を判断し、投資を実行する日々を語る。

学習塾業界2:進学会(9760)持ち株会社体制へ

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昨日は学習塾各社の資本関係を確認しましたが、同日の18:00に進学社(9760)から「持ち株会社体制への移行の検討開始に関するお知らせ」の開示がありました。

 

進学会も再編のひとつの軸になる可能性

学習塾業界の再編を考えるうえで「進学会」の名前を見落としていました

当社は北海道地盤で「北大学力増進会」、その他のエリアでは東大進学会など「(東北大、東大、名大、京大、九大)進学会」という集団指導塾を展開しています。また、子会社(プログレス)で個別指導塾の展開も始めたようです。

 

栄光ホールディングスを巡り騒動

この進学会ですが、昨日、「ZEホールディングスは増進会出版社の子会社で、栄光ホールディングスをTOBにより買収」したことに触れましたが、それ以前に、栄光ホールディングスの取締役選任に絡んで、進学会、栄光ホールディングス、増進会出版社との間で、ひと悶着あったようです。 

www.nikkei.com  

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また、これは見落としていた情報ですが、今月の1日に進学会と同社筆頭株主である資産管理会社の平井興産が、早稲田アカデミー(4718)の大量保有報告書(報告義務発生日:2月24日)を提出していました(進学会2.60% 平井興産2.42%)

これを昨日の表に反映させると下表の通りとなります。

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 持ち株会社への移行はM&Aを機動的に行っていくという宣言にも受け取れますので、業界再編を考える上では、出版・通信教育3社(ベネッセホールディングス(9783)・学研ホールディングス(9470)・ZEホールディングス<増進会出版社>)やナガセ(9733)、学究社(9769)(河端真一氏)に加えて、進学社の動向も要注目と言ったところでしょうか。

 

 株価動向をチェック

イベント発表による株価の動きを確認しておきます。

 

【進学会による早稲田アカデミーの大量保有報告(3/1開示)のケース】

進学会<日足/3か月>

株価の上昇トレンドが僅かではあるが高まった印象

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早稲田アカデミー<日足/3か月>

・2日間はそれまでの株価の上昇トレンドが続いたが週明けに大幅下落。

・既に「買い」は終わった話なので、「事実」(「思惑」で買って、「事実」で売る)による売りが断続的に続いている可能性。

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【学研HLDによる市進HLDの持ち株比率引き上げ(3/22開示)のケース】

 学研HLD<日足/3か月>

 ・業績に与える影響は軽微であり、株価にトレンドの変化は見られない

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市進HLD<日足/3か月>

・権利落ち(2月)後、株価は下落基調。発表により下げ足を速めている印象。

持ち株比率引き上げられて、逆に売らざるを得ない株主がいる可能性も。 

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