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大統領議会演説は無事通過も日本株はさえない展開か

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NYダウは昨日も上昇し12連騰となりました。1987年の13連騰以来の株価上昇となるようです。本日のトランプ大統領の議会演説への期待はまだ続いているということでしょうか。

NYダウは連騰しているものの、日経平均は昨日▲176.07円と217日以来の3桁の下げとなりました。そのようななか、本日のモーサテでは下記のようなトランプ大統領の発言を伝えています。 

トランプ大統領は27日、医療保険各社のトップと会談しオバマケア=医療保険制度改革法の代替案として「特別なもの」を準備しているので期待してほしいと述べました。

(トランプ大統領)「28日の演説でこの件については話すが、皆さんを満足させる特別なものになると思う

また、トランプ氏は改めて「オバマケアにより財政支出は悲惨なものになる」と批判しました。

 また、日経新聞ではフィデリティ投信の丸谷氏とJPモルガン・チェースの佐々木氏が議会証言に関連してコメントしています。 

丸山隆志氏(フィデリティ投信・最高投資責任者) 

米国の政策が予測しづらく投資家にとってリスクになっている。トランプ氏が公約で掲げてい法人減税の下げ幅や実施時期が演説で出てくれば市場は好感するだろう。具体案が明らかになればトランプ政権への懸念が後退し、日本株も再び上昇する可能性がある。もっとも輸入品の課税を強化し、米国からの輸出品への課税は免除する「国境調整税」の話が出てくれば日本企業への影響は大きく、株価にはマイナスになる。

 

佐々木融氏JPモルガン・チェース銀行市場調査本部長) 

トランプ米大統領が議会演説で税制やインフラ投資について驚くような発言をするとはみていない。最終的に決めるのは米議会だ。交渉が難航する可能性もあり、具体的な内容への言及は避けるだろう。市場でもこうした見方が多く円相場が大きく動くとはみていない。一部で具体策への期待がある分、失望感から小幅に円買い・ドル売りが進む可能性はあるが1ドル=110円を上回るような大幅な円高は考えにくい。

   17228日 日経新聞2面より> 

わたくしは、下記のエントリーで述べた通り、「一定の具体的内容」は示されると考えます 

sokogakikitai.hatenablog.jp

 具体的にはトランプ大統領が全米州知事との会合で防衛費の増額について言及したような形になるのではないでしょうか。「具体的数値」についても政府高官から漏れ伝わるといったような流れを予想します。

jp.reuters.com

 まずは政府としての方向性をぶち上げ、そこから議会との戦いになるということだと思います。一筋縄ではいかないことは誰でも予想しており、現段階では政策の方向性が少しでも明らかになるということでポジティブと考えます。

 

ただし、短期的な株価については、米国株は一旦上昇の後、利益確定の売りが出てくる可能性が高く、日本株については「国境税」への言及があれば自動車関連株を中心にさえない動きとなると思われます

 

日経平均の予想レンジは、引き続き19,00019,500円を予想します。

 

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